2014年は、非常に厳しい闘いを強いられた一年となりました。
しかし、最後に3年生が想像を絶するプレッシャーを背負いながらも、冷静に原点に帰り『繋ぎの東海サッカー』そして『東海魂』を具現化してくれました。まさに『心』がひとつに繋がった瞬間でした。改めて、彼ら(3年生たち)の勇気・意地・頑張りに感謝します。
この勝利は、必ず次のステージで活かされると信じています。
ぜひ、Jリーグのみならず、ドイツ・オーストリア・タイなど海外で活躍する先輩たちに続いてほしいと思います。
試合終了の歓喜の瞬間!! 〔写真 / 太田黒航一さん〕
さて、1月4日(日)14:00から、2015年初のトレーニングがスタートします。昨年最後のトレーニングの時に話しましたが、昨年までのことは良しとして、2015年を良い一年にするために、前向きに希望を持って、新たな気持ちで臨みましょう!
何事も失敗を恐れずに勇気を持ってチャレンジしよう!チャレンジすること自体が成功です!
失敗は、現在のあなた自身の実力を測るリトマス試験紙と思えばいいのです。
果たして一切の不安もなく、絶対的自信に満ちあふれた人間が居るのでしょうか?
勉強もサッカーも真剣にやればやるほど、疑問が生じるし、不安になるものです。だから勉強し、練習し続けるのです。
悩むなら前向きに悩むべきです。そして、全ての不安を消し去って、初めてピッチに立つのです。君たちは、それが出来るはずです。
そして、我々スタッフが居ます。君たちが良くなるために、絶対に今より良くなるように、人間的に成長できるように、我々スタッフは全力を尽くします。
今年度は、もっと自らの内に秘めた『熱い情熱』を外へ外へ表現してください。
「俺はここに居る。」「俺をもっと見てれ。」と...。
期待しています。
--------- 以下は、昨年度投稿したものです。 ----------
東海大五サッカー部では、トレーニング開始前に全員で手を繋ぎ円陣を組み、以下のような言葉を発し、トレーニングを開始します。
『今日もサッカーをさせてもらえることに感謝しよう
大切な時間を仲間と共有し、お互いを尊敬し合おう
そして、少しでも成長しよう。そのために精一杯努力しよう』
その後のキャプテンの『覚悟はあるか?』の問いかけに対して、
他の部員全員が『よしっ!』と決意を表し、トレーニングを始めます。
このトレーニング前の取り組みは、2011年3月11日に発生した、東日本大震災後に始めました。
部員たちは、自分たちにできることはないか話し合いました。無力感を感じながらも、力になれることはないか模索していました。
彼らは、「親や仲間たちへの感謝の気持ち」・「普段当たり前のことだと思っていたことが、実は当たり前のことではない」・「今できることを精一杯やり抜こう」と改めて感じました。
そして、忘れてはならない大切なことを、毎日確認するようになりました。
私たちは与えられた環境で、勉強とサッカーを精一杯やるだけなのです
【Be the light / ONE OK ROCK ~東日本大震災ver~】